マインドフルネスビューティー
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突然ですが、皆さんマインドフルネスという言葉をご存知でしょうか?
ヨガや瞑想などと同じく呼吸を意識しながら、「今この瞬間」に意識を集中し続ける心のトレーニング方法で日々のストレスを軽減させる効果があります。
自律神経が正常に働き美容効果も期待できます。
コロナ禍や戦争など、ストレスの多い世の中ですよね。
そんなストレスに負けないためにも、今回の記事ではマインドフルネスについて少し解説させていただきます。
もくじ
マインドフルネスって何?
マインドフルネスという言葉は一般的に”瞑想“であったり、瞑想から得られるストレスフリーな”心の状態“のことを意味します。
マインドフルネス瞑想
古代仏教より伝わる禅などの伝統的な方法から宗教的な要素を無くした瞑想法。
呼吸に集中しながら“今この瞬間”に意識を集め、今感じる必要のないストレスに心を乱されないようにします。
瞑想と聞くと何か怪しいイメージを持つ方もおられるかもしれませんが宗教的な要素は全くなく、最新の脳科学に基づいた研究が行われています。
広がる続けるマインドフルネス
1970年代からはストレス対応に効果があるとされハーバード大学やマサチューセッツ大学、オックスフォード大学などの有名な研究機関でもその効果が実証され続けてきました。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズも若かりし頃から熱心にマインドフルネスを実践しており世の中の注目を集めました。
近代になってからはビジネス・スポーツ・医療の分野でも広がり、世界的大企業がビジネススキルとして社員研修の一環として取り入れたり、一流アスリートがプレッシャーに打ち勝つメンタルトレーニングとして取り組んでいます。
現代では美容の一環として個人的にマインドフルネスを実践している女性も増えています。
心の筋トレ
マインドフルネスとはヨガや瞑想などと同じく「今この瞬間」に集中し続けるトレーニングを行う、いわば心の筋トレのようなものであり、自分の心の状態を自分自身でしっかりコントロールできる状態を目指します。
最初は1日5分くらいから無理なく初めて習慣として毎日の生活に取り入れることで自律神経が正常に働き、不安や緊張を感じにくくなったり、幸福感や集中力の向上にも役立ちます。
理想的には毎日1回45分くらいではないでしょうか。
とにかく毎日続けることは、なかなか難しいと思います。
また継続すればするほどトレーニング効果もどんどん上がっていきます。
ですが、途中でトレーニングを中止しても全く問題なく、時々思い出してわトレーニングしてみるくらいの感覚で挑戦してみてください。
マインドフルネスとは心の状態のこと
私達は日々の生活の中で「今この瞬間」に集中して生きているようでも実は無意識に過去や未来のことを考えながら「心ここにあらず」の状態で過ごす時間が多いようです。
過去にしてしまった失敗や未来に対する不安などのネガティブな考えが頭から離れずに何度も自分の中で繰り返してしまい、さらに深く落ち込んでしまったという経験が皆さんにもありませんか?
人間はもともと本能的に身を守るために不安(緊張状態)らしいです。
このような「心ここにあらず」な状態から抜け出して「今この瞬間」に心が向いてる状態をマインドフルネスと言います。
マインドフルネス瞑想のメリットと注意点
マインドフルネス瞑想にはさまざまなメリットがありますが、いくつかの注意点もありますのでぜひ知っておいてください。
マインドフルネスの実践によって期待できる効果
ストレスの軽減
学習力/記憶能力/集中力の向上
免疫システムの機能向上
慢性疼痛の改善
不安障害/不眠症/恐怖症/摂食障害/依存症の症状改善
うつ病の再発防止・軽度のうつ病の症状改善
感情コントロールの向上(共感力・おもいやり・適切な意思決定・幸福感など)
体
血圧低下、免疫力UP、血糖値や血中コレステロールの低下などが実証されています。
交感神経のバランスを整えて快眠効果も期待できます。
心
うつ症状の暖和、不安感の減少、ストレス耐性UPといった効果が実証されています。
脳機能
集中力・記憶力がアップして、いくつかの仕事を同時進行させている状態でも一つ一つの事に集中して取り組めるようになり、仕事や勉強での効率アップにつながります。
マインドフルネス瞑想の注意点
マインドフルネス瞑想はにメリットだけで無く、注意点もいくつかあります。実践する前に必ず確認しておきましょう。
瞑想・リラックスが難しい
マインドフルネス瞑想は、やり方を覚えても誰でもすぐにできるものではありません。そのため、瞑想・リラックスが難しいというデメリットがあります。最初は慣れないこともありますが、何度か続けることで瞑想・リラックスできるようになるでしょう。また、自己流でマインドフルネス瞑想を行っている場合は、何度繰り返してもうまくできないこともあるため、正しいやり方を身に付けることが大切です。
ストレス・うつ症状を悪化させる可能性がある
マインドフルネス瞑想のもう1つのデメリットは、ストレス・うつ症状を悪化させる可能性があると言われていることです。なぜなら、マインドフルネス瞑想を実施することで不安や悲しみ、恐怖といったネガティブな感情も受け止めなくてはならないからです。すべての感情と向き合った結果、余計に不安や悲しみなどの感情が膨れが上がってしまい、ストレスやうつ症状が悪化してしまう可能性があるのではないかと考えられています。
しかし、マインドフルネス瞑想は不安障害やうつ病などの精神疾患の治療としても適用されることもあるので、正しい方法で行えば治療に役立つと考えられます。
マインドフルネス瞑想で効果を実感できるようになるまでにはトレーニングを継続して行う必要があります。
無理せず続けて、少しずつ効果を実感していってくださいね。
マインドフルネス瞑想のやり方
それでは実際どのような方法で瞑想すれば良いのか?
まずは本当にベーシックな坐った姿勢でのやり方をご紹介します。
これを基本として、トレーニングの進行具合に応じて応用をくわえていく感覚ですね。
トレーニングのような修行のような、そんな感じのようです。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想は、とてもシンプルな3ステップで説明ができます。
1.良い姿勢で坐る
床に座布団や坐布を置き、その上にあぐらをかいて腰掛け、良い姿勢を作り座ります。椅子や正座でも可能です。手のひらを下にむけ、膝や太ももの上に置き、背筋を伸ばします。目は優しく開けたまま伏し目がちに(半眼)して、1.5~2m先の床を柔らかく眺めます。2.自分の呼吸に意識を置く
今まで、無意識に行っていた自分自身の自然な呼吸に意識を置きます。3.感情や思考が浮かんでも、それを追わず呼吸に戻る
何か考えていることに気づいたら、それを追いかけず、「考えた!」とココロの中でつぶやいて、意識を呼吸に戻します。感情や思考に何も判断を加えず そのままにして、ただ呼吸に戻る繰り返しは、何度でも「今」に戻ってくる練習になります。どっしり坐り、意識を抑え込むものではなく、呼吸を操作することでもなく、自然な呼吸を続けていると、今、この瞬間に生きていることに、感謝の気持ちも自然に湧いてくるものです。
何も選択せず、何も判断せず、呼吸を意識することがポイントですね。
マインドフルネス洗顔
マインドフルネスな状態は座りながら瞑想するだけでなく、散歩しながらでもサウナに入りながらでも得ることができます。
禅寺では日々の生活すべてが修業と教えられているそうです、瞑想はいつでもどこでもできるということですね。
呼吸を意識して、「今この瞬間」に集中できていればマインドフルネスのトレーニングにつながります。
ですから方法としては何をしていても大丈夫ということになります。
その中でも初心者の方でも取り入れやすく、しかも美容に直接つながるおすすめな方法がマインドフルネス洗顔です。
呼吸に意識をむけて
①洗顔フォームを泡立てながらリラックスモードへ
「洗顔をする時にきめ細かいモッチリとした泡で洗顔したい!」という方も多いと思います。
そのようなきめ細かいモッチリとした泡づくりに集中することもマインドフルネスにつながると考えられます。
どんどんとできあがっていく泡を見つめながら、泡の白さに改めて気がついたり、泡の感触が気持ちいいと感じたりすることがマインドフルネスのトレーニングになります。
②泡の感触に集中して気持ちをクリアにしましょう!
きめ細かい泡を肌にのせたら、肌の上を転がすように泡を広げていき、顔全体でモッチリとした泡の感触を感じてみましょう。
泡の感触に集中すると、心の汚れも一緒に洗い流していくようなすっきりとした充実感を感じられるはずです。
③化粧水が肌に浸透していくことに意識をむけて!
化粧水を肌につける時にも、ただ単に無意識な流れ作業として行うのではなく、肌に浸透していく感覚に意識を集中してみましょう。
スーッと肌に化粧水が浸透されていることを感じると、お肌がうるおうと同時に気持ちも満たされるかもしれません。
まとめ
人生100年時代という言葉をよく耳にしますが、やはり日本人の健康意識は高まってきているようです。
ランニングやスポーツジムなどでの運動を習慣化している方がかなり増えていると感じますが、心の健康づくりを意識して積極的に取り組んでいる方はまだまだ少数派だと僕は思います。
今回の記事で紹介させていただいたマインドフルネス瞑想を”心の筋トレ”として毎日の生活に取り入れてもらえたら嬉しいです。
内面の美(心と身体の健康)があって初めて外面の美しさがあると思うからです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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